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「ビンテージワイン」って聞きませんか?ワイン好きの方ならお馴染みのフレーズとともにお気に入りのワインなど思い浮かべたのではないでしょうか。
さて、アメリカ車にビンテージ?・・・・私はあると思います。正確にはひとつひとつの
モデルごとに考察すると面白いのですが、あまりに膨大で判らなくなりそうですので、私なりに考えるアメリカ車全体のビンテージイヤーについての考察です。
アメリカ車の魅力を考えるとまずは、大排気量エンジンの魅力、そしてデザイン、この2点のウエイトが大きいのは明らかですが、大事な点は、そうした要素を介して感じられるエモーショナルな感覚そのものではないでしょうか?
そうした魅力的な車が最も個性を主張していたビンテージイヤーは1970年代の前半ではなかったろうかと私は思います。人により捕らえ方、感じ方は違いますしそのほかの年代でも素敵なアメリカ車がたくさんありますので、絶対的にという意味ではありませんがひとつのピークだったのは確かだと思います。
70年代のアメリカ車が面白いと感じる理由は、それ以降のいろいろと規制が多くなる時代を感じつつ60年代の豊かで自由な感性を新しいデザイン(実は愛すべき古めかしさを本質的に保っているのですが)で表した存在感のある車が多い事です。しかも、それらの車たちは少量生産ではなく大量生産の産物であるのが返って素敵に思えるのです。日本的な視点や今日の品質レベルから見ると否定的な評価をされがちな当時のアメリカ車ですが、私には本当に素敵に見えるというか、小さなディティールのひとつ取っても面白さと心地よさを感じてしまうのです。
 そんな時代のアメリカ車の魅力的な側面を、ちょっと覗いてみませんか?