<<<作業小屋>>>
***BMWクーラント噴出!!***
日本でも売れに売れたBMWは318i。とある駐車場にクルマを止めたと
同時に、クーラントダダ漏れ!吹き上がる水蒸気にオーナーさんもビックリ!
SOSでクルマを当店まで運び、翌日点検です。
漏れの原因特定にさえ邪魔なエンジンカバーを始め、電動ファンなどの
周辺部品を外していきます。
原因は、此れのようです。
実は、この部品はひとつのものではなくいくつかの部品が組み合わさって構成
されています。
直接の原因はこのタンクの破損の様です。
ぱっくりとヒビが入っていますね。!
此れで原因解明と安心してはいけません。念には念を入れてさらに関連が
ありそうな部分を点検していきます。
ラジエターのフレームから部品を外していくと、案の定、AT用サーモスタットが
バラバラになって取れてきました。
BMWやヨーロッパ車ではよくプラスチック部品が多用されていますが、経年の
劣化は避けられないようで、点検や交換は時期により必ず必要になると思って
良いでしょう。
ラジエター周りとは離れたところに設置されているサーモスタットも念のため交換です。
ウオーターポンプとホース類は予算の関係で今回は見送りです。
それでも、これだけは最低限の処置で交換いたしました。
各部を組み上げ、クーラントを入れ、点検、エア抜きと通常運転温度まで
テスト、さらに走行テストで異常がなければ完成です!
お問い合わせは、お気軽にこちらまで!