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最近の車は、長持ちするな〜、なんて感想を持っている方も多いと思います。実際、15年くらい以上前の車は、かなり錆に弱くて融雪剤の影響もありぼろぼろのものが多いのですが、まず最近の車は錆難くなってきていますよね。
80年代後半よりの自動車用防錆鋼板「GA」 
の普及が大きいと考えられますが、それ以外でも自動車の設計がいろいろ進歩して機能的にもながもちするようになってきたんでしょうね。(財)自動車検査登録協会の2002年3月現在の調査によると普通車の平均使用年数は9,12年、小型車が10,82年だそうです。最近ではもっと伸びているものと思われます。12年位という話も聞きます。これは、車の実質的な車の耐用年数の伸びとともに、中古車から中古車への乗り換え比率が多くなってきたことが考えられます。
 さて、私たちが車を実際に使用する上で、自然損耗はどうしても避けられません。
快適に使用するキモは、この自然損耗にいかに効率よく対処するかということなんです。
ポイントは、2つ、良いですか、往きますよ〜。当たり前のようですが、
「ひとーつ」 消耗品は、ケチらないこと!
「ふたーつ」 定期交換部品は、やっぱり定期的に交換すること!
 
これだけでも、車の持ちや調子は乗りっぱなしの車より年数が経過するほど断然違いがでるものです。さらに内装、外装のメンテをまめに行うと、実際の年式よりはるかに車が素敵に見えてくるから不思議です。普段からの手入れは女性のお肌といっしょで若さの秘密なんですね!
機能部品、消耗部品でなくても概ね、ゴム製の部品は表面上悪くなくても5年ぐらいで交換すると良いコンディションが保てるようです。全部いっしょにやると費用も大変ですので、気が付いたら少しずつまめに交換していって、いつのまにか以前より良くなってるね〜なんてのが良いのかも知れません。
 中古車の使用年数が延びている現在、複数オーナーさんの下を経てきた車でも、皆さんがメンテをキチンとされている方ですと本当に一見していい車だなという直感が湧くものです。下取りや買取の査定でもオリジナルの状態を良く保ち、荒れた感じが無く修復歴が無い車はポイントが高いのです。
私たちが主に扱う古くてもエモーショナルな魅力満載の四輪駆動車は、乗用車と本来は使用目的が違い、手荒に使われても音を上げない耐久性も求められるので外装の傷などは多少仕方有りませんが(ワイルドさが魅力の事もありますので必ずしもピカピカが素敵とも限りません)手を入れるべきメンテはキチンとして気持ちよく乗りたいものですね。